武雄市の特徴
いで湯と陶芸のふるさと
佐賀県武雄市は佐賀県の西部に位置し、その地域特有の自然豊かな環境と、深い歴史を持つ温泉や陶芸文化で知られています。市の大部分が山地であり、50%を超える山林面積。1300年以上の歴史を誇る武雄温泉で有名。温泉の入口に立つ朱塗りの楼門は、東京駅を設計した辰野金吾の設計で、国の重要文化財に指定されています。
武雄市はこんなとこ
武雄市といえば特に有名なのが武雄温泉で、1300年以上の歴史を誇ります。その源泉からは質の高い温泉水が湧出していて、疲労回復、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、関節のこわばり、うちみ、くじき、健康増進、痔疾に効能があると言われます。
温泉街には多くの宿泊施設が点在し、周辺の自然を活かした散策路も整備されているため、温泉と自然の両方を楽しむことができます。
また、武雄市は420年以上の歴史を持つ陶芸の里でもあります。江戸時代には「武雄焼」として日本各地はもちろん、18世紀には東南アジアへも輸出されるほどでした。現在では約90軒以上の窯元や工場が存在し、土味を生かした「陶器」と白く輝く「磁器」の両方が生産されています。伝統的な技法を大切にしつつも、新しい技法を取り入れた作品が生み出されていることから、武雄焼はその「個性」と「多様さ」で評価されています。
