笑いと花と童謡のまち くだまつ
山口県下松市は山口県の東南部にある市で、瀬戸内海に面して穏やかな気候に恵まれています。県庁所在地の山口市から東南東へ約40kmの距離にあり、東は光市と周南市、北と西は周南市に接しています。
下松市は、平成に入り、都市基盤の整備が進み、商業施設がコンパクトに集約され、「住みよい」まちとして評価されています。
大正時代以降、下松市は天然の良港を活かして鉄道、鉄鋼、造船などの製造業が集積し、「ものづくりのまち」として発展してきました。現在では周南工業地域の中核として、鉄道車両や船舶、鉄鋼、半導体製造などのハイテク産業まで幅広い製造業が行われており、各企業は世界に誇る技術を持っています。
下松市の特産品としては、「笠戸ひらめ」があります。
下松市の笠戸島で養殖されていて、引き締まった身が特徴で、コリコリとした食感が楽しめます。肉厚で脂がのり、ほのかな甘さもあり、噛むほどに味わい深い下松自慢の高級食材です。天然はもちろん養殖も評判が良く、「天然モノより美味」と言われています。刺身、焼き物、煮物、揚げ物など様々な調理法と相性が良く、寿司ネタとして知られる「えんがわ」も絶品です。
また、「笠戸のとらふぐ」も下松市の特産品です。笠戸島で盛んに養殖されていて、刺身はもちろん鍋、唐揚げ、ヒレ酒、白子など様々な料理で楽しめます。
さらに、牛骨ラーメンも下松市のご当地グルメとして人気があります。牛骨ベースの中華そばは全国的にも珍しく、地元ではお昼どきには行列ができるほどの人気です。牛の旨みがたっぷりと溶け出したスープは後味がさっぱりしており、独特の甘みと香ばしさが特徴です。
来巻にんにくも下松市の特産品で、そのままにんにくとして販売されるだけでなく、「焼肉のたれ」として商品化されています。甘口と中辛の2種類があり、焼肉のほか野菜炒めなどにも使えます。