みどりの中に光る絹のまち~かわまた~
福島県川俣町は、福島県中通りにある町です。
JR福島駅から約45分、福島市から国道114号線を経て約30分でアクセスできます。絹織物の町として発展してきた歴史を持ち、川俣シャモで知られます。
川俣町は、川俣盆地を中心に絹織物の町として発展してきました。川俣町では職人の技が光る工芸品も魅力です。1300年に及ぶ伝統を誇る絹製品は、その滑らかな風合いと絶妙な光沢を保ちつつ、多彩な製品を生み出しています。
スカーフや繭細工、草木染マフラー、陶芸品(常泉寺窯)、ミラクルロール、木枠など、素朴さの中に深い味わいと風情が漂う工芸品は、昔ながらの製法を守り続ける職人たちの見事な技が現代に息づいています。
さらに、伝統的な絹織物業の技術を活かした新しいビジネスモデルの開発にも取り組んでいます。
川俣町の豊かな大地は、自然度100%の農産物を育んでいます。しいたけ、なめこ、チェリートマト、たらの芽、きゅうり、夏イチゴなど、滋味・甘味・辛味に富んだ新鮮な良品が揃います。
また川俣町は、川俣シャモで有名です。
戦国時代には伊達政宗などの武将たちが戦前にゲンを担ぐために好んで食べ、幕末の志士坂本龍馬も軍鶏鍋を好んだことで知られています。
川俣シャモの燻製や各種燻製品、にがり豆腐、こうじみそ、こうじ三五八、納豆、しみもちなど、多彩な特産品も揃っています。