赤べこ伝説発祥の地 柳津町
福島県柳津町は、福島県の会津地方西部、山深い「奥会津」と呼ばれるエリアの玄関口にある町です。柳津町は「赤べこ発祥の地」としても知られています。
柳津町は「赤べこ発祥の地」として有名です。
400年ほど前、会津地方を襲った大地震で柳津町も大被害を受け、虚空藏堂(本堂)を再建する際に大材を運ぶのに苦労していたところ、どこからともなく現れた力強い赤毛の牛の群れが、運搬を助けたという赤べこ伝説があり、柳津町の至る所で赤べこを見つけることができます。
また、柳津町は千二百年の歴史がある福満虚空藏菩薩を中心に栄えた門前町であり、七日堂裸まいりや稚児行列、おこもりなどの伝統行事が古くから行われてきました。
かつての門前町は、現在では旅館に姿を変え、柳津温泉街として賑わっています。
圓藏寺境内で源泉の湧出に成功し開湯した柳津温泉は、只見川を見下ろしながら入る温泉で、身も心もリラックスさせてくれます。
また、地熱発電所がある西山地区には、滝谷川沿いに開けた西山温泉があり、多くの湯治客が訪れています。西山温泉は、8つの源泉を順番に入浴すると万病も一遍に治る「神の湯」として知られます。
柳津町へお車で訪れる場合、磐越自動車道「会津坂下IC」が最寄りのインターチェンジとなります。電車の場合は、只見線「会津柳津駅」が最寄り駅です。