太陽(てぃだ)の恵みのもとで、ゆったりとくらす人々が、自然の声を伝えていくまち
鹿児島県奄美市は奄美大島にある市。鹿児島市から南へ約380キロメートルの距離にあります。名瀬地区、住用地区、笠利地区といった異なる特色を持つ地区で構成されており、それぞれが独自の魅力を持っています。名瀬地区は市の行政や経済の中心であり、住用地区は豊かな森林と清流が魅力で、笠利地区は広い農地と美しい海岸線を誇ります。
奄美市はその美しい自然に加えて、「奄美十景」として知られる夕陽の美しい「大浜海浜公園」や、亜熱帯の風景が広がる「あやまる岬」など景勝地が数多くあります。
奄美市は特産品や郷土料理も豊富で、1300年以上の歴史を持つ奄美大島紬や黒糖を原料とした奄美黒糖焼酎が特に有名です。
奄美大島紬はその精巧な織りと染めによって世界的にも評価されており、黒糖焼酎は二日酔いになりにくく、その効能から長寿の酒と言われます。
郷土料理には、鶏飯や豚骨料理、油ぞうめんなど、地元の食材を活かした料理が豊富で、伊勢エビやモズク、イノシシ、山羊料理なども楽しめます。さらに、黒糖やよもぎ餅、パパイヤ漬け、粒ウニなどが人気のお土産品として人気です。