鹿児島県は、西部沿岸に国内最長の砂浜が広がります。南西の薩摩半島が太平洋に突き出し、大隈半島の最南端には、佐多岬があります。
北西から南の海上に屋久島、奄美大島、徳之島など多くの離島が浮かび、離島の面積・人口ともに1位。
錦江湾にうかぶ活火山である桜島は、大正時代の噴火で陸続きとなりました。桜島をはじめ11の活火山があり、国内で最も火山活動が活発な地域でもあります。
気候は温暖で雪はめったに不りませんが、屋久島は年間を通じて雨が多く、西側は冷たい季節風が吹くことも。
シラス台地での野菜の栽培や畜産が盛んで、サツマイモ、さやえんどう、ソラマメ、パッションフルーツなどが全国1位。
知覧茶やサトウキビ、カボチャなどの生産も行われます。
暖流が流れる南の沖合や鹿児島湾で養殖業が行われ、ウナギ、ブリ、ヒラメの養殖は全国1位。
全国屈指の農業・畜産県であり、食品加工業が盛んなほか、電子部品・デバイス産業も活発です。
観光地としては、縄文杉がある屋久島が有名。屋久島はユネスコの世界自然遺産であり、本土の吹上浜のウミガメの産卵地としても有名。
種子島や大隈半島の内之浦には、ロケット基地があり、JAXAの種子島宇宙センターがあることでも有名。
ご当地グルメは、さつま揚げ、さつま汁、きびなご料理など。
子どもも大人も大好きな「しろくま」のアイスも人気。