住み良さが実感できる自立と共生の町
三重県伊賀市は、三重県北西部にあり、伊賀上野城(白鳳城)で有名です。大阪市と名古屋市からそれぞれ車で90分という利便性から、近年は工場進出も進んでいます。
伊賀市は四方を囲む伊賀盆地のきれいな水と豊かな土壌に恵まれ、『伊賀米』、『伊賀酒』、希少価値の高い『伊賀牛』、『伊賀焼』など、全国に誇るブランド品が揃っています。
伊賀米は、古琵琶湖の湖底にあったため栄養分豊かな土壌と、淀川源流のミネラル分豊富な水、昼夜の大きな気温差のある環境で育つコシヒカリは、全国食味官能試験で最高評価の「特A」を何度も獲得しています。
伊賀焼は、小石混じりの素朴な風合いが魅力で、古琵琶湖によってもたらされた良質な陶土と、薪に最適な赤松が豊かであったことから発展しました。耐火度が高いため、土鍋や耐熱食器としても有名です。
伊賀市は忍者発祥の地として、忍者の歴史文化や精神を継承し、忍者を活かした観光やまちづくりにも取り組んでいます。伊賀上野城のふもとでは、「伊賀上野NINJAフェスタ」が開催され、ユネスコ無形文化遺産に登録されたダンジリ行事で有名な「上野天神祭」が行われるなど、歴史と文化が薫るイベントが盛りだくさんです。