住みたいまち 住み続けたいまち おわせ
尾鷲市は紀伊半島の東部に位置し、西側には大台山系が広がり、奈良県との境界を形成しています。この地域では江戸時代から林業が盛んで、特に尾鷲ヒノキは全国的に有名です。加えて、水産業も栄えており、マダイの養殖出荷量が全国上位を誇っています。市内を通る熊野古道伊勢路は世界遺産に登録されており、多くの観光客が訪れます。
漁業は尾鷲市の重要な産業の一つであり、様々な種類の魚が市場に並ぶことから「魚のまち」としても知られています。山と海が近接し、温暖多雨の気候が特徴的なこの地域は、豊かな雨が山の養分を海に運び、さらに沖合いからは黒潮が餌をもたらすため、日本有数の好漁場を形成しています。四季折々の旬の魚が水揚げされる尾鷲港は、一年中どの季節に訪れても新鮮で美味しい魚介類を楽しむことができ、約200種にも及ぶ魚介類が水揚げされます。
長い歴史を持ち、自然の恵み豊かな尾鷲市では、特に伊勢エビやブリなどの地元特産品が名物となっていて、尾鷲市ならではの風土と文化が生み出した、貴重な味覚の宝庫として愛されています。