鳥取県は、日本海に面し南に中国山地が連なります。
東武の千代川河口付近に鳥取砂丘、中部の天神川河口付近に北条砂丘が広がり、海風で美しい風紋をつくり美しい景色が広がります。
海岸線の約6割は砂丘海岸で、気候は日本海側気候。春から秋は晴れの日が多く、冬や雨や雪が多くなります。
農業が盛んで、平野部ではコシヒカリやひとめぼれなどの稲作が行われ、中山間地と砂丘地帯では、ラッキョウや白ネギ、スイカ、梨、ブドウ、メロンなどの果樹栽培が行われます。
とくに、二十世紀・新甘泉などの日本梨、スイカ、ぶろっこR-が有名。
畜産業では、乳牛、肉牛、豚、ブロイラーの飼育がバランスよく行われています。
西日本有数のスギや松などの生産地としても有名で、おがくずを加工した「オガ炭」の出荷量は全国1位を誇ります。
境漁港では、ズワイガニをはじめとする水揚げ量が日本一。製造業では、海産物を利用した冷凍水産食品製造量が盛んです。
鳥取市の鳥取砂丘は、ラクダに乗って観光できると人気。バラグライダーやサンドボードを楽しむこともできます。また、「砂の美術館」では、サンドアートが展示されていることで有名。
ご当地グルメは、カニ料理が人気。オスは松葉ガニと呼ばれる高級品で、ほかに白イカ、猛者エビ、岩ガキなども貴重品とされます。
ののこ飯、大山こわめし、鳥取カレー、鳥取ラーメンなども、観光客に人気。お土産では、砂丘らっきょう、砂たまご、因幡の白兎、ふろしきまんじゅう、白バラコーヒーなどが人気です。